T.エイケン逆転で地元初V! 勝因は「内助の功」
2014年2月17日(月)午前11:01
トーマス・エイケン(南ア)がツアー通算3勝目にして初の地元Vを達成した。
欧州&南ア・サンシャインツアー共催のアフリカ・オープンは現地時間16日、南アフリカのイースト・ロンドンGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。上位が伸び悩む中、3位タイからスタートしたエイケンが3番のイーグルで一気に先頭集団をとらえ、4アンダー67の好スコアをマーク。オリバー・フィッシャー(英)と通算20アンダーで並び首位を分け合ったため、決着はプレーオフにもつれ込んだ。
そして迎えたサドンデス1ホール目(18番パー4)。10メートル近いバーディパットを捩じ込む劇的な幕切れでフィッシャーを下し、エイケンが地元のギャラリーの前でうれしい逆転優勝を飾った。
「これまで何度か優勝の経験はあるけれど、地元のギャラリーの前で勝ったのは初めて。キャリアを通して南アフリカのファンに支えてもらってきたから、恩返しが出来て最高です」と白い歯を見せたエイケン。実は今週「初めて妻のケイトがキャディをしてくれた」のだとか。「彼女には本当に感謝しています。こんな結果になるなんて、また彼女にバッグを担いでもらわなきゃダメかな(笑)」と、文字通り内助の功を強調したエイケンだった。
プレーオフで敗れたフィッシャーが単独2位。通算19アンダー3位タイにジョン・ハーン(米)らが入ったが、前日トップに立っていた21歳の新鋭エミリアーノ・グリッロ(アルゼンチン)はスコアを2つ落とし、通算18アンダー5位タイに終わっている。