松山、乱高下で24位タイ W.マクガートがツアー初V王手
2014年2月16日(日)午前10:35
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松山英樹がイーグルありダブルボギーありという浮き沈みの激しい内容ながらスコアを伸ばしている。
米男子ツアーのノーザン・トラスト・オープンは現地時間15日、カリフォルニア州のリビエラCCを舞台に日没サスペンデッドとなった第2ラウンドの続きと第3ラウンドの競技を終了。2ラウンド連続で2アンダー69をマークした松山は通算5アンダー24位タイで最終日を迎えることになった。
予選ラウンドを通算3アンダー23位タイでクリアした松山はこの日出だしの1番からバーディを奪う幸先の良いスタートを切る。ところがバーディが来たかと思うとボギーを叩く展開に。5番パー4でセカンドショットを直接カップに沈めたのは間違いなく“ショット・オブ・ザ・デイ(今日最高の1打)”だが、その後ボギーがかさみ1イーグル、1バーディ、3ボギーのイーブンパーで前半を折り返す。
後半に入ると10番、14番でバーディを奪い上位戦線に浮上したかに思われたが15番パー4で痛恨のダブルボギー。それでも上がり3ホール中2ホールでバーディを奪って溜飲を下げたが、グリーン上で思うようなプレーが出来ずフラストレーションが溜まる1日となってしまった。
第3ラウンドで8バーディ(2ボギー)を量産し6アンダー65と爆発し通算12アンダー単独トップに躍り出たウィリアム・マクガート(米)とは7打差。優勝の2文字はすでに遠くなったが、得意の最終日に早い段階でバーディを量産出来れば再びトップ10フィニッシュの可能性もある。
その他上位陣は、マクガートに2打差の2位タイにジョージ・マクニール(米)とチャーリー・ベルジャン(米)が並び、第3ラウンドで7アンダー64のチャージを見せたブッバ・ワトソン(米)が今季3勝のジミー・ウォーカー(米)、20歳のジョーダン・スピース(米)、前日のトーナメントリーダー、ベ・サンムン(韓)らと同じ通算8アンダー6位タイに浮上している。
尚、もうひとりの日本勢、石川遼はカットラインに3打足りず決勝ラウンド進出を逃した。