全英OP出場権争奪戦は大混戦! C.リーら4人がトップタイ
2014年2月7日(金)午前10:56
36歳のクレイグ・リー(スコットランド)が、全英オープン初出場に向けて首位タイの好スタートを切った。
欧州ツアー、南ア・サンシャインツアー共催のジョバーグ・オープン第1ラウンドが現地時間6日、南ア、ロイヤル・ヨハネスバーグ&ケンジントンGCのイーストC(E)およびウェストC(W)で終了。この日7アンダー64でウェストCをプレーしたリー、エドアルド・モリナリ(伊/E)、アリスター・フォーシス(スコットランド/E)、ジャスティン・ウォルターズ(スコットランド/E)の4人が首位を並走している。1打差5位タイにヘニー・オットー(南ア)ら8人がつけ、さらに1打遅れた13位タイにディフェンディング・チャンピオンのリチャード・スターン(南ア)ら13人続く大混戦となった。
今年から予選の仕組みが変わった全英オープン(現地時間7月17?20日、英、ロイヤルリバプール)。今大会はその予選にもあてられ、10位タイまでに入った選手のうち、出場資格を持っていない上位3人が本戦の切符を手にする。それだけに、混戦を抜け出そうと必死で戦選手たちの熱気が初日からものすごい。
「すごくいいプレーができた。4.5メートル以内についたショットがたくさんあった。2つのコースでプレーするのは大変だし、イーストCは少しタフだからいいポジションにいると思う」と振り返ったトップタイのリー。全英オープン初出場に意欲を燃やしている。
また、リーだけではない。13位タイまでの24人のうち全英出場権をすでに持っているのはスターンただ一人。誰もが世界最古のトーナメント出場に向けて、目の色を変える戦いが続く。
ともに大会3勝目を狙う因縁の2人、チャール・シュワーツェル(南ア)とスターンの同組対決は、スターンが5アンダー67でプレーして首位に2打差13位タイにいるのに対し、シュワーツェルは3アンダー69で42位タイ。この日はスターンが2打上回ったが、乱戦を予感させる展開なだけにまだまだ戦いの行方はわからない。