雪辱期すC.シュワーツェル vs. 連覇狙うR.スターン
2014年2月6日(木)午前11:34
チャール・シュワーツェル(南ア)とリチャード・スターン(南ア)が再び同じ舞台で激突する。
欧州ツアーは中東シリーズを終えて、南アフリカに戻り現地時間6日からジョバーグ・オープン(ロイヤル・ヨハネスブルク&ケンジントンGC)を開催する。ここで予選ラウンドから因縁の対決をするのがシュワーツェルとスターンだ。シュワーツェルの大会3勝目がかかっていた昨季大会は、スターンが圧勝して2008年に続く大会2勝目を挙げた。スターンと7打差の単独2位に終わったシュワーツェルは今年そのリベンジをかけて乗り込んでくる。
今季はすでに4試合に出場し、アルフレッド・ダンヒル選手権で優勝するなど3試合でトップ10フィニッシュをしているが、ボルボ・ゴルフ・チャンピオンズ以来、3週間休養。「肉体的により精神的なほうが疲れるから、休んだ後はいつも新鮮な気持ちになる」と、まぶしい笑顔で話す。2011年にはここでの優勝に弾みをつけて、マスターズを制しているだけに、その再現を狙っている。
一方、連覇で大会3勝目を狙うスターンは、昨年大会レコードの通算27アンダーを叩き出した大好きなコースで自信を深めている。今季は今ひとつ結果が出ていないが「ここは自分が育ったところと同じコースだからね。去年は本当に最終日にいいゴルフができた。あれで残りのシーズンも自信をもってプレーできたんだ」と、シュワーツェルとの直接対決を楽しみにしている。今シーズン残りの戦いに向けて弾みをつけるべく虎視眈々と勝利を目論んでいる。
南ア・サンシャインツアーとの共催で行われる本大会には、シュワーツェル、スターンの他、トーマス・エイケン(南ア)、アルバロ・キロス(スペイン)、トーマス・レベ(仏)らも出場。最初から最後まで手に汗握る戦いが繰り広げられそうだ。