欧州男子
ショートパターで勝負するE.エルス
2014年1月30日(木)午前11:55
アーニー・エルス(南ア)がベリーパター(中尺パター)ではなくショートパターで手応えをつかみつつある。
ベリーパターを武器に2012年全英オープンでメジャー通算4勝目を飾ったエルスだが、アンカリング(グリップを体の一部に固定してストロークするパッティング)禁止のルール変更まであまり時間がないこともあり、元のショートパターでの練習を昨年から増やしていた。ようやくある程度思うようなストロークができるようになったようだ。
前週行われた欧州ツアーのコマーシャルバンク・カタール・マスターズでも、ぎりぎり予選通過の後は徐々に調子の波を上げていた。今週のオメガ・ドバイ・デザート・クラシック(現地時間30?2月2日/UAE、エミレーツGC)にもショートパターで挑むことを決め、晴れやかな表情を見せている。
「良い感じだよ。今のボールがよりソフトな感触だから、コンビネーションがすごく良い」とエルス。ライバルのタイガー・ウッズ(米)が完全復活のメジャー通算15勝目を目指す今季、負けてはいられないとばかりにシーズン序盤からやる気を見せている。