A.ハンセンが首位タイ浮上! 川村スコア落とし後退
2014年5月4日(日)午前10:14
海外3連戦に挑んでいる20歳の川村昌弘はムービングデーに後退を余儀なくされた。
欧州、アジアン両ツアー共催のザ・チャンピオンシップ at ラグナナショナルは現地時間3日、シンガポールのラグナナショナルG&CCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。前日カットラインぎりぎりの61位タイで予選を突破した川村は3オーバー75とスコアを崩し、通算1アンダー70位タイに順位を下げた。
難しいピンポジションと厄介な風に手こずらされた川村は、10番スタートのスターティングホール(パー4)でいきなりトリプルボギーを叩く大誤算。10番は初日、2日目といずれもバーディを奪ったホールだっただけに切り替えが効かず13番でもボギー。前半を4オーバー40で折り返すと、終盤の8番でようやくこの日初のバーディを奪ったものの時すでに遅し。予選を通った71人中アンドリュー・ドット(豪)と並び最下位に甘んじた。ここまで来たら失うものはない。最終日の若武者の奮起に期待したい。
上位は、この日ノーボギーの5アンダー67をマークしたアンダース・ハンセン(デンマーク)が通算16アンダーで初日から先頭を走る21歳のパヌポール・ピッタヤラット(タイ)と並び首位タイに浮上。ツアー通算4勝目に照準を合わせた。
2打差の3位タイにロバート-ジャン・ダークセン(オランダ)とデビッド・リプスキー(米)が並び、通算13アンダー5位タイにクリス・ウッド(英)とグレゴリー・ボーディ(仏)がつける展開。前日2位タイの好位置につけていたスコット・ヘンド(豪)はスコアを1つ落とし、通算11アンダー11位タイに後退している。
尚、小林正則はすでに予選で姿を消している。