アジアチームが反撃開始! 第1回ユーラシアカップ
2014年3月29日(土)午前9:56
アジアチームが難しいフォーマットで盛り返し、欧州チームとの差を詰めた。
欧州とアジアが名誉をかけてチーム戦で激突する第1回ユーラシアカップは現地時間28日、マレーシアのグレンマリーG&CCを舞台に2日目の競技を終了。前日のフォーボール(2人のうち良い方のスコアを採用)方式で屈辱の全敗を喫したアジアチームだったが、1つのボールを2人が交互に打つ難しいフォーサム方式で挽回。2勝1敗2分で3ポイントを獲得し、欧州チーム7ポイント、アジアチーム3ポイントで最終日のシングルスマッチに突入することになった。
「今日は皆素晴らしいプレーで巻き返すことが出来た。勝つためには(明日のシングルスで)7.5ポイント必要だが、ゴルフは何があるかわからない。最後まで諦めずにトライしたい」と言うのはチームの大黒柱トンチャイ・ジェイディ(タイ)だ。
キラデク・アフィバーンラト(タイ)とのコンビで2日目の初戦、強敵ミゲール・A・ヒメネス&パブロ・ララサバル(ともにスペイン)組と引き分けて0.5ポイントを獲得すると、続く金亨成(韓)&プラヤド・マークセン(タイ)組が相手チームのポイントゲッター、トーマス・ビヨーン&トービヨン・オルセン(ともにデンマーク)ペアを4アンド3の大差で撃破。
続く小田孔明&谷原秀人組もゴンサロ・フェルナンデス-カスタノ(スペイン)&スティーブン・ギャラハー(スコットランド)ペアとの対決で、前半3ダウンを喫しながら後半盛り返してオールスクエアに持ち込み、貴重な0.5ポイントをゲットして最終日のシングルスに弾みをつけた。
勝てば1ポイント、引き分けで0.5ポイントを加算し、3日間のポイント数で雌雄を決するライダーカップ形式の今大会。いよいよ明日最終日のシングルス10マッチですべてが決まる。