50歳以上のプレーヤー6人が決勝ラウンド進出を決めた今年のマスターズ（ジョージア州オーガスタナショナルGC）。現地時間13日に最終ラウンドの競技を終えミゲール・A・ヒメネス（スペイン）とベルンハルト・ランガー（独）の2人がトップ10入りを果たした。

　勝てばメジャー最年長Vの快挙達成だったヒメネスはこの日、首位グループに2打差の5位タイからスタート。序盤ボギーがかさんだがバックナインで4バーディを奪い1アンダー71でホールアウト。優勝こそならなかったが通算4アンダーで堂々の単独4位に食い込んだ。

　また米チャンピオンズツアー最強の呼び声が高いランガーはマスターズ2度優勝の経験をいかんなく発揮。出だしの1番でバーディ、2番でイーグルを奪う見せ場を作ると、後半2つのダブルボギーを叩きながら、上がり4ホールで3つのバーディを奪って3アンダー69の好スコアをマーク。通算イーブンパー8位タイ入賞を果たした。

　54歳のフレッド・カプルス（米）は最終日3オーバー75と崩れ通算2オーバー20位タイに終わったが彼もまたタイガー・ウッズ（米／欠場）、フィル・ミケルソン（米／予選落ち）を欠いた大会を盛り上げた立役者のひとりだった。