独走J.ドナルドソンをH.ステンソン&S.ガルシアらが追走
2013年12月8日(日)午前11:41
依然好調なプレーを続けるジェイミー・ドナルドソン(ウェールズ)を欧米同時年間王者のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)やセルヒオ・ガルシア(スペイン)ら強豪が必死で追いかけている。
30人のトッププレーヤーだけが出場を許された欧州ツアーの2013-2014シーズン第3戦 ネッドバンク・ゴルフチャレンジは現地時間7日、南アフリカのゲーリー・プレーヤーCCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。後続を3打リードし単独トップからスタートしたドナルドソンがこの日もミスを最小限に抑え6バーディ、1ボギーの5アンダー67をマーク。通算16アンダーとし、2位に並ぶトーマス・ビヨーン(デンマーク)、ライアン・ムーア(米)に3打差をつけ単独首位の座をキープした。
昨季のレース・トゥ・ドバイ(賞金レース)で5位に食い込んでいるツアー2勝のドナルドソンは「これだけフィールドが厚いのだから3打のリードなんてあってないようなもの。難しいコースで強豪相手に戦うのは苦しいけれど楽しい。明日が本当に楽しみ。優勝はいつだって嬉しいけれど、ここで勝てたらこれまでで一番嬉しいだろうね」と逃げ切りVに意欲を見せる。
しかし本人が言うように後続には強豪がひしめいている。5打差(通算11アンダー)の4位タイにステンソン、ガルシアに加えアジアの雄トンチャイ・ジェイディ(タイ)が並び、通算7アンダー10位タイには前週優勝のチャール・シュワーツェル(南ア)、世界ランク5位のジャスティン・ローズ(英)らが控えている。38歳のドナルドソンが逃げ切るためには最終日、さらなるバーディ攻勢が必要になりそうだ。
ディフェンディング・チャンピオンのマーティン・カイマー(独)はこの日2つスコアを落とし、通算5アンダー14位タイに後退。初日好調な滑り出しを切ったルーク・ドナルド(英)も17番で痛恨のトリプルボギーを叩き通算3アンダー単独16位に低迷している。