欧州男子
連覇狙う49歳M.A.ヒメネス急浮上! 片岡は一歩後退…
2013年12月8日(日)午前11:20
首位が目まぐるしく入れ替わる展開の中、日本勢唯一出場の片岡大育は出入りの激しいゴルフで順位を下げた。
欧州(2013-2014シーズン)、アジアン両ツアー共催の香港オープンは現地時間7日、香港GCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。首位と3打差の6位タイからスタートしたこの日、片岡は7番、8番の連続バーディで波に乗るかに思われたが、9番でボギー、10番でダブルボギーを叩いて後退。後半3つのバーディ(1ボギー)を奪い返したものの、1アンダー69の平凡なスコアで、通算5アンダーは単独トップに立ったスチュアート・マンレー(ウェールズ)に5打差の15位タイで3日目の競技を終えることとなった。
とはいえ順位は下げてもスコアを落としたわけではない。アジアを主戦場に孤独な戦いに挑む25歳の若武者の残り18ホールに期待したい。
上位はマンレーに1打差の2位タイにシブ・カプール(インド)、ウェイド・オームズビー(豪)がつけたが、前日単独トップのジェイブ・クルーガー(南ア)はスコアを3つ落として、通算4アンダー21位タイに急降下した。
またムービングデーに5アンダー65の好スコアを叩き出した49歳のディフェンディング・チャンピオン、ミゲール・A・ヒメネス(スペイン)が通算8アンダーで前日の14位タイから4位タイに浮上。自身が昨季大会で樹立したツアー最年長V記録(48歳318日)の更新に望みをつないでいる。