L.ドナルド、完全復活に向け暫定単独トップ!!
2013年12月6日(金)午前9:53
ルーク・ドナルド(英)が完全復活に向けて好スタートを切った。
30人のトッププレーヤーだけが出場を許された欧州ツアーの2013-2014シーズン第3戦 ネッドバンクゴルフチャレンジは現地時間5日、南アフリカのゲーリー・プレーヤーCCを舞台に第1ラウンドの競技を行ったが、雷雨による2度の中断の末に結局全員がホールアウト出来ないままサスペンデッドとなった。
そんな中で一人気を吐いたのがドナルドだ。1番バーディ、2番イーグルのロケットスタートを切ると、約2時間30分の1度目の中断を挟んで8番、9番も連続バーディ。5アンダーまでスコアを伸ばしてバックナインに突入した。11番までそのままプレーして暫定ながら後続に2打差の単独首位でこの日のプレーを終えた。「最初の11ホールは良いプレーが出来た。2つのすごく良いショットがアドバンテージになった。今はすごく良い感じの球が出ているから自信たっぷりでプレー出来ている」と元世界ランキングNo.1は久々に会心の笑みを見せた。
2週前に日本ツアーのダンロップフェニックスで連覇を飾ったばかり。「日本での優勝が大きな自信になった」と再び世界一の座を狙う強い目つきを取り戻している。
ドナルドに2打差の暫定2位タイにジェイミー・ドナルドソン(ウェールズ/12ホール終了時点)、トーマス・ビヨーン(デンマーク/6ホール終了時点)がつけ、さらに1打遅れて暫定単独4位にディフェンディング・チャンピオンのマーティン・カイマー(独/6ホール終了時点)。また、1アンダー暫定5位タイグループには、トンチャイ・ジェイディ(タイ/10ホール終了時点)、セルヒオ・ガルシア(スペイン/9ホール終了時点)、チャール・シュワーツェル(南ア/8ホール終了時点)、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン/7ホール終了時点)、ピーター・ユーライン(米/7ホール終了時点)ら8人がひしめいている。
その他の主な選手では、ルイス・ウーストハウゼン(南ア/10ホール終了時点)、フランセスコ・モリナリ(伊/12ホール終了時点)、マッテオ・マナセロ(伊/12ホール終了時点)がイーブンパー暫定13位タイに踏みとどまった一方で、アーニー・エルス(南ア/7ホール終了時点)が3オーバー暫定25位タイ、ジャスティン・ローズ(英/10ホール終了時点)は4オーバー28位タイ、ピーター・シニア(豪/10ホール終了時点)は8オーバーを叩き最下位(暫定30位)と出遅れている。