期待を背負ってプレーする松山は休養十分
2013年10月23日(水)午前10:42
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松山英樹が満を持して米ツアー初優勝に挑む。
米男子ツアーの2013-14シーズン第3戦、CIMBクラシックは現地時間24日、マレーシアのクアラルンプールG&CCを舞台に開幕。ニック・ワトニー(米)が優勝した2012年大会とは違い、今季はアジアが舞台のトーナメントでは初めてフェデックスカップポイントが付与されることもあり、フィールドも自ずと厚くなっている。
そこに挑む松山はシーズン開幕戦となったフライズ・ドットコム・オープンでは3位タイに入ったものの、疲労からくる体調不良のため出場予定だった第2戦を欠場。予定より早く日本に戻って休養に努めた。そのため改めて臨むアジアでの米ツアーで結果を出そうと燃えている。ツアーのウェブサイトでは14人の有識者による優勝者予想が行われているが、そのうち2人が名前を挙げるほどすでに期待を集めている松山。フィル・ミケルソン(米)、キーガン・ブラッドリー(米)、アーニー・エルス(南ア)、ブッバ・ワトソン(米)らメジャー王者たちを含めた78人が予選落ちなしでプレーするエリートフィールドでライバルたちをうならせたい。
今大会にはメジャー優勝者たちや開幕戦優勝のジミー・ウォーカー(米)ら米ツアーのトッププレーヤーたちに加え、アジアの強豪たちも出場。“バングラデシュのタイガー・ウッズ”の異名を持つシディクール・ラーマンやキラデク・アフィバーンラト(タイ)らのプレーぶりも楽しみだ。
尚、前週のシーズン第2戦、シュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープンで2位タイに食い込んだ石川遼は今大会には出場しない。