苦労人P.ヘッドブロム混戦抜出す D.ジョンソン一歩後退
2013年10月19日(土)午前10:21
レギュラーシーズン最終戦で苦労人ピーター・ヘッドブロム(スウェーデン)が「おとぎ話の主人公になる」と張り切っている。
欧州ツアーのISPSハンダ・パース・インターナショナル(オーストラリア、レイクカリニーアップCC)は現地時間18日、第2ラウンドの競技を終了。初日トップタイと好発進を切ったヘッドブロムが6バーディ、3ボギーの3アンダー69をマーク。通算7アンダーで混戦を抜出し、単独首位に立った。
ツアー通算3勝ながら、ここ数年シード獲りに苦しみ、毎年のようにクォリファイング・スクール(予選会)に逆戻りしているヘッドブロムの現在の賞金ランクは179位。今大会で2位以内に入らないと来季のシード権(賞金ランク110位以内)を逃すことになる。「これがラストチャンス。勝っておとぎ話の主人公になりたい」と43歳のベテランは、およそ4年ぶりの優勝に意欲を燃やしている。
2打差の単独2位にこの日5つスコアを伸ばしたロス・フィッシャー(英)が続き、通算4アンダー3位タイにクリント・ライス(豪)、ディミトリオス・パパダトス(豪)、ジョシュ・ヤンガー(豪)の地元勢に加え、こちらもまだ賞金ランク137位と来季のシードを確定させていないソレン・ハンセン(デンマーク)らがつけている、
また連覇を狙うボ・バン・ペルト(米)は通算3アンダー8位タイと好位置をキープしているが、注目のダスティン・ジョンソン(米)は3バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの2オーバー74と崩れ、通算1アンダーは初日の5位タイから21位タイに順位を下げた。