白熱のサバイバルレース! 台風の目はD.ジョンソン?
2013年10月18日(金)午前11:11
“レース・トゥ・ドバイ”と呼ばれる欧州ツアーの賞金ランキング110位以内に入り、来季の出場権を得る最後のチャンスとなっているレギュラーシーズン最終戦、ISPSハンダ・パース・インターナショナル(オーストラリア、レイクカリニーアップCC)。現地時間17日に行われた第1ラウンドは混戦様相を呈している。
首位を並走しているのはツアー通算3勝のピーター・ヘッドブロム(スウェーデン)、ジン・ジャン(韓)、ジェームス・ニッティーズ(豪)、クリント・ライス(豪)の4人で4アンダー68。ダスティン・ジョンソン(米)、ニック・オハーン(豪)ら8人が1打差でこれを追走し、連覇を狙うボ・バン・ペルト(米)ら8人が2アンダー70の13位タイで続いている。
これまでに10回、クォリファイング・スクール行きを経験している43歳のヘッドブロムは、現在賞金ランキング179位。崖っぷちの状況は十分承知しており「優勝するか2位になるしかないんだ。3位や4位ではハッピーじゃない。できる限りいいプレーをするしかない」と背水の陣で残り3日間に挑む。
だが、1打差には昨年のライダーカップ米国チームメンバーであり、メジャー優勝まであと一歩と言われるジョンソンも控えており、油断は禁物。「いいスコアがでたけど、ショートパットを2回はずした。それでもショットは良かったね」とジョンソンは余裕を見せる。米男子ツアー通算7勝の男が割ってはいるサバイバルレース。最後まで目が離せない!