セベ・トロフィの雪辱期すD.リン堅首! 5打差に18人
2013年10月12日(土)午前10:22
首位に3人、5打差に18人がひしめく混戦模様の中、世界ランクトップ50返り咲きを狙うデビッド・リン(英)が快調なプレーを続けている。
欧州ツアーのポルトガル・マスターズは現地時間11日、ポルトガルのオセアニコ・ビクトリアGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。首位タイからスタートしたリンが1イーグル、4バーディの6アンダー65をマーク。ノーボギーの完璧な内容で通算12アンダーまでスコアを伸ばし、ポール・ワーリング(英)、ヘニー・オットー(南ア)と並びトーナメントを引っ張っている。
1打差の4位タイにクリス・ドーク(スコットランド)とベルント・ウィースバーガー(オーストリア)、2打差の6位タイにアロバロ・キロス(スペイン)、ジャスティン・ウォルターズ(南ア)がつける展開。
現在世界ランク52位のリンは、前週行われたセベ・トロフィに英国&アイルランド連合の一員として出場したが、ウイルス性の風邪に悩まされチームに貢献出来ず大陸ヨーロッパ連合に7大会ぶりの勝利を献上した。体調はまだ戻ってはいないが、雪辱を期す本人のモチベーションは高い。「前週の悔しさをぶつけたい。それに(年末までに)世界ランク50位以内に入って、来年のマスターズに出たいんだ」と言うリンが、週末に9年ぶりツアー通算2勝目を狙う。
その他の有力選手はニコラス・コルサーツ(ベルギー)が通算7アンダー14位タイ、マーティン・カイマー(独)は通算6アンダー19位タイとまずまずのポジションをキープしたが、フランセスコ・モリナリ(伊)、ミゲール・A・ヒメネス(スペイン)は通算2アンダーはカットラインぎりぎりの61位タイに低迷中。出場者の中でもっとも世界ランク上位(31位)につけるマッテオ・マナセロ(伊)は1打足りず通算1アンダー73位タイで予選落ちに終わっている。