J.ルーテン地元勢初Vなるか!? 49歳M.A.ヒメネスが1差追走
2013年9月15日(日)午前7:04
ムービングデーに2つのチップインバーディを奪った地元出身のヨースト・ルーテン(オランダ)が、ツアー最年長V記録に挑む49歳のミゲール・A・ヒメネス(スペイン)に待ったをかけた。
欧州ツアー、KLMオープン(オランダ、ケネマーGC)は現地時間14日、第3ラウンドの競技を終了。この日4アンダー66をマークしたルーテンが、初日から首位をキープしてきたヒメネスに1打差をつけ通算10アンダーでトーナメントをリード。地元勢初の大会チャンピオン誕生なるかに注目が集まっている。
16番でこの日2つ目のチップインバーディを決めたルーテンは、続く17番で12メートルものロングパットを捩じ込み連続バーディを奪って集まった大ギャラリーを熱狂させた。「前半は特にサバイバルレースだった。雨と風が強くてどうなることかと思った。タフな戦いでパーをセーブし続ければ上出来だと思っていたら後半チャンスが巡って来た」と地元期待の27歳。「雨にもかかわらず大勢のギャラリーが駆けつけてくれて、その声援に後押しされた」とホームで戦う有利を実感していた。
一方、初日から守って来たトップの座をルーテンに譲り渡したヒメネスだが、その差はわずか1ストローク。自らが持つ48歳318日での最年長V記録更新に向け、こちらも虎視眈々と逆転を狙っている。
その他、通算8アンダー3位タイにダミアン・マッグレイン(アイルランド)とジュリアン・クスン(仏)が並び、通算7アンダー5位タイにサイモン・ダイソン(英)、オリバー・フィッシャー(英)のイングランド勢がつけている。
しかし今大会出場者中、もっとも世界ランクが高い(30位)マッテオ・マナセロ(伊)は通算2オーバー58位タイに低迷している。