高校卒業後初トーナメントに挑む伊藤に注目!
2014年3月13日(木)午前11:42
18歳の伊藤誠道が欧州での戦いに挑む。
欧州ツアーのハッサンII世トロフィは現地時間13日、モロッコのゴルフ・デュ・パレロワイヤルを舞台に開幕。同大会はアガディール王宮の敷地内に位置するロイヤルファミリー用のコースで行われる。
日本からは7日に杉並学院高を卒業したばかりの伊藤が参戦。高校1年時の2012年大会に出場している伊藤だが、その時は予選落ちを喫している。しかし、伊藤もそのままというわけではない。同年12月にプロ転向、昨季は国内男子ツアー7戦に出場して5戦で賞金を獲得するなど、プロの世界で揉まれて一回り大きくなった。昨年9月には国内下部ツアーのPGA・JGTOチャレンジカップ in 房総で優勝を飾り、しっかりと足場を固めている。
アマチュア時代から米男子ツアーよりも欧州ツアーに魅力を感じていたという伊藤。憧れの舞台で2年前より大きくなった自分を見せられるか。
迎え撃つのは今年のライダーカップ(9月26?28日/スコットランド、グレンイーグルス)で欧州チーム主将を務めるポール・マクギンリー(アイルランド)や、前大会主将のホセ・マリア・オラサバル(スペイン)をはじめとする百戦錬磨の面々だ。
連覇を狙うマルセル・シエム(独)、エドアルド・モリナリ(伊)、ロス・フィッシャー(英)、ロバート・カールソン(スウェーデン)、ジョージ・コージー(南ア)、ミッコ・イロネン(フィンランド)、グレゴリー・ボーディ(仏)らがしのぎを削る中、伊藤がどんなプレーを見せてくれるか楽しみだ。