欧州男子
ツアー未勝利M.ニクソン単独首位浮上で下克上なるか!?
2014年4月6日(日)午後0:14
今年まだ1試合しか予選を通っていないツアー未勝利のダークホースが単独トップに躍り出た。
欧州ツアーのNHコレクション・オープン(スペイン、ラ・レセルヴァ・デ・ソトグランデ・クラブ・デ・ゴルフ)は現地時間5日、日没サスペンデッドとなった第2ラウンドの続きと第3ラウンドの競技を終了。予選ラウンドを7位タイでクリアしたツアー未勝利のマシュー・ニクソン(英)が第3ラウンドに7アンダー65の好スコアをマーク。通算8アンダーまでスコアを伸ばし、ツアー4シーズン目にして念願の初Vに王手をかけた。
1打差の単独2位に後半5連続バーディを奪ったマルコ・クレスピ(伊)が続き、通算6アンダー単独3位にフェリペ・アギュラー(チリ)、さらに通算5アンダー単独4位にリカルド・サントス(ポルトガル)がつける展開。
単独トップに立ったニクソンは9バーディ(2ボギー)の猛攻を振り返り「楽しかった。天候も回復したし、とにかく目の前のショットとパットに集中することが出来た。明日もこういうゴルフが出来たらチャンスはある」と初Vに意欲を見せている。
マスターズ(10?13日/米ジョージア州オーガスタナショナルGC)を次週に控え世界ランキング上位勢がこぞって渡米しているためフィールドは薄く、世界ランク449位の伏兵にもチャンスが巡って来た。このまま逃げ切って下克上なるかに注目だ。