R.マキロイ、出遅れも明るい表情 石川は133位タイ…
2013年3月29日(金)午前11:47
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ローリー・マキロイ(北アイルランド)がマスターズ前の最後の調整の場でも苦しんでいる。
米男子ツアーのシェル・ヒューストン・オープンは現地時間28日、テキサス州のレッドストーンGCトーナメントCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。タイガー・ウッズ(米)が前週のアーノルド・パーマー招待で今シーズン3勝目を挙げたことで、世界ランキングNo.1の座から転落したばかりのマキロイはスコアメイクに苦しみ1オーバー73のラウンド。単独首位のD.A.ポインツ(米)とは9打差の88位タイと大きく出遅れてしまった。
それでも、2番でボギーが先行し、8番パー5ではダブルボギーという苦しい出だしをバックナインに入ってから巻き返した展開に表情は暗くない。後半は4つのバーディを奪う(2ボギー)など積極的なゴルフを展開しての1オーバーは、2日目以降の可能性を感じさせるもので苦しみながらも復調への手がかりを見出しているようだ。
春の大一番、マスターズ(現地時間4月11?14日、ジョージア州、オーガスタナショナルGC)まではあと2週間。若くして一度は世界ランクNo.1の座についた男が、それまでにどこまで自分を取り戻すことができるのかに注目だ。
首位のポインツとは1打差、7アンダー65でジョン・ロリンズ(米)、キャメロン・トリンガル(米)の2人が追走。アンヘル・カブレラ(アルゼンチン)が6アンダー66で4位タイ、リー・ウェストウッド(英)が4アンダー68で9位タイ。ルイス・ウーストハウゼン(南ア)、キーガン・ブラッドリー(米)、アーロン・バデリー(豪)が2アンダー70で28位タイ。フィル・ミケルソン(米)はイーブンパー72で64位タイと出遅れた。
また、マスターズまでになんとか手応えを取り戻したい石川遼は、10番からスタートして11番、13番でバーディー奪取に成功。だが、波に乗りかけたかと思ったのも束の間、15番でボギーを叩くと、18番ではダブルボギー。後半も2ボギー、1ダブルボギーと取り戻すことができず、5オーバー77を叩いて133位タイと予選通過すら危ぶまれる初日になってしまった。