欧州ツアー W.リャン首位タイ浮上、小林&片岡は予選落ち
2013年3月16日(土)午前10:18
中国を代表するプレーヤー、リャン・ウェンチョンが「人生最高のゴルフ」で首位タイに躍り出た。
欧州、アジアン両ツアー共催のアバンサ・マスターズは現地時間15日、インドのジャイピーグリーンズGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。この日首位に5打差の2位タイからスタートしたリャンが8バーディ、2ボギーの6アンダー66をマークし、通算12アンダーでチャプチャイ・ニラット(タイ)と並びトップタイに浮上した。
初日単独首位発進のチンナラト・ファダンシル(タイ)が2つスコアを落とし、通算9アンダー7位タイに後退する中、2打差の3位タイにチャワリット・プラポール(タイ)、トミー・フリートウッド(英)、デビッド・ドライズデイル(スコットランド)らがつけ、地元期待のジーブ・ミルカ・シン(インド)が4アンダー68をマークし、通算7アンダーで前日から10ランクアップの20位タイに順位を上げた。
2007年のシンガポール・マスターズ以来の優勝を狙うリャンは「今日はロングパットが随分入ってくれた。2つボギーを叩いたけれど内容が良かったので満足。むしろ人生最高(のゴルフ)に近かった。世界中で経験を積んできた成果が出たのかもしれない。残り2日、このままリーダーボードの最上段をキープしたい」と久々の勝利を渇望している。
一方、初日出遅れた日本勢は揃ってチャージならず。アジアンツアーの常連、片岡大育は4バーディ、3ボギーの1アンダー71にスコアをまとめたものの、通算イーブンパー100位タイで無念の予選落ち。小林正則は7つバーディを奪いながらダブルボギーを2つ叩くなど大誤算のラウンドでイーブンパー72止まり。通算1オーバー113位タイの下位で決勝ラウンド進出を逃している。