欧州男子
欧州ツアー A.S.チャダが地元Vへ2位タイ発進! 日本勢は出遅れ
2013年3月15日(金)午前10:24
地元の飛ばし屋アブヒジット・シン・チャダ(インド)が、並み居る実力者たちの中で好発進を切った。
欧州、アジアン両ツアー共催のアバンサ・マスターズ第1ラウンド(現地時間14日/インド、ジャイピーグリーンズGC)は、11アンダー61を叩き出したチンナラト・ファダンシル(タイ)が単独首位に立ったが、チャダはこれに5打差ながら2位タイグループ。チャプチャイ・ニラット(タイ)、チャワリット・プラポール(タイ)らと共にファダンシルを追走している。
お気に入りのオーガスタナショナルのシャツを着てプレーに臨み、周囲を驚かせる飛距離を出して好スタートを見せたチャダ。「目標は66」と口にしていたとおりのスコアを出した21歳は、欧州ツアー優勝の実績もあるインドのヒーローで、日本ツアーでもよく知られるジーブ・ミルカ・シン(インド)を3打も上回るスコアに笑いが止まらなかった。
そのシンは3アンダー69で30位タイ。故障からの復帰戦であるスペインの飛ばし屋、アルバロ・キロスは2アンダー70で45位タイ、エドアルド・モリナリ(伊)はイーブンパー72の78位タイで初日の競技を終えた。
日本勢は、昨年の日本ツアーとアジアンツアー共催のアジアパシフィック パナソニックオープンを制した小林正則とアジアンツアーでなじみの深い片岡大育の2人が出場しているが、揃って1オーバー73で109位タイと大きく出遅れている。