海外男子
松山、マスターズに向け日本で最終調整!
2014年3月11日(火)午後0:54
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松山英樹が東北福祉大の卒業式に出席するため、一旦帰国する。
現地入りしながら故障で出場できなかった1月のソニー・オープン・イン・ハワイの後、6試合に出場した年明けからの米男子ツアー参戦は、ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンでの4位タイが最上位。34位タイで終戦したWGC-キャデラック選手権では「パットで10打損した」と不満をのぞかせたが、昨年10月からの3試合と合わせてフェデックスカップポイント480を獲得(現在同ランキング27位)して、まずまずの成果を見せた。
だが、本人は決して納得していない。「(2014年になってから)ベスト10が1回しかなかった」と、さらなる練習を自らに課すのは、1か月後のマスターズ(現地時間4月10?13日/ジョージア州オーガスタナショナルGC)を見据えているからこそだ。
2年ぶり3度目の挑戦となる大一番はプロになって初めての出場となるが、はっきりと“優勝”の二文字を目指して戦うことになる。
それまで約1か月。3月20日の卒業式を挟んで、松山は昨年末から痛みと戦っている左手の親指から手首の精密検査と調整に専念してグリーンジャケット獲得を狙う。