ダレン・フィチャード（南ア）が欧州ツアー5勝目に向けて単独首位発進だ。

　今年から欧州ツアーと南ア・サンシャインツアーの共催となったツワネ・オープンは現地時間2月28日、南アフリカのコッパーリーフゴルフ＆カントリーエステートを舞台に第1ラウンドの競技を終了。フィチャードは8バーディ、1ボギーの7アンダー65でプレーし、単独2位のビヨーン・アケッソン（スウェーデン）に1打差をつけ、単独首位に立った。

　この日、インスタートのフィチャードは出だしの10番でバーディを奪うと、13番でもバーディ。15番パー5では2オンに成功してバーディを奪うと、16番でもタップインバーディ、17番パー3では9アイアンでのティーショットを1.8メートルにつけるショットのキレで、ライバルたちに差をつけた。

「スイングもよかったし、パッティングもよかった。このコースはすごくフェアで素晴らしい。グリーンはとても柔らかいからピンを狙っていけるんだ。7アンダーでスタートできてうれしいよ」と笑いが止まらないフィチャード。これで8週連続でプレーしているが「この先？　わからないよ。1打1打に集中するだけ」と元気いっぱいだ。

　その他の主な選手では、デビッド・ハウエル（英）、ジーブ・ミルカ・シン（インド）が5アンダー67で3位タイ、ダレン・クラーク（北アイルランド）が3アンダー69で25位タイ。マイケル・キャンベル（ニュージーランド）、エドアルド・モリナリ（伊）がイーブンパー72で80位タイ。昨年、米国に劇的な逆転勝利を飾ったライダーカップ欧州チームの主将のホセ・マリア・オラサバル（スペイン）は4オーバー76で140位と大きく出遅れている。