D.フィチャード、逃げ切って自国のナショナルオープンV!
2013年2月18日(月)午前11:55
首位タイからスタートしたダレン・フィチャード(南ア)が逃げ切って欧州ツアー通算4勝目を挙げるとともに、地元勢が同大会4連覇を達成した。
現地時間17日に行われた同ツアー、アフリカ・オープン最終ラウンド(南アフリカ、イースト・ロンドンGC)は地元勢同士の接戦を制し37歳のフィチャードが通算16アンダーで制した。
前半3バーディを奪った時点で後続に4ストロークの大差をつけ独走態勢に入ったかと思われたフィチャード。それで気が緩んだわけではないと本人は弁解するが、14番パー4で短いパットを外してボギーとすると16番、17番でも連続ボギーを叩き、リードがわずか1打に縮まった。だが追いかける立場のジャコ・ヴァン・ジル(南ア)が最終ホールで痛恨のボギーを叩く。ヴァン・ジルがグレゴリー・ボーディ(仏)と並ぶ通算14アンダー2位タイに甘んじる中、最終ホールでパーをセーブしたフィチャードが栄冠に輝き、アフリカ大陸をかたどったトロフィーを天高く笑顔で掲げた。
悲願の初Vを狙ったヴァン・ジルは出だし2連続バーディで「今度こそ」と思わせたが、あとが続かず1オーバー73と崩れてまたもや2位。ツアー通算13回目のトップ10入りもツアー初優勝は今回もお預けとなった。
その他上位陣は、通算13アンダー単独4位にガース・モルロイ(南ア)が入ったが、予選ラウンドで好調なプレーを見せたアデルソン・ダ・シルバ(ブラジル)は通算9アンダー12位タイに終わっている。