南ア勢2人が後続に5打差 C.シュワーツェルは3位タイ
2013年2月10日(日)午前10:21
復活Vを狙うリチャード・スターン(南ア)と、悲願のツアー初Vを目指すトレバー・フィッシャーJr.(南ア)の地元勢が、後続に5ストロークの大差をつけ独走態勢に入った。
欧州ツアーのジョバーグ・オープンは現地時間9日、南アフリカのロイヤル・ヨハネスブルク&ケンジントンGCの東コースを舞台に第3ラウンドの競技を終了。前日首位に並んでいたスターンとフィッシャーJr.がともに4アンダー68をマークし、通算19アンダーでトップタイの座をキープした。
2008年の同大会チャンピオンでツアー通算5勝を誇りながら腰の故障で2008年12月以降勝ち星から遠ざかっているスターンは、久々のチャンスに瞳を輝かせ「優勝争いのこのドキドキ感をまた味わえて嬉しい」と声を弾ませた。
一方のフィッシャーJr.は「優勝のことは考えないようにしているけれど、どうしても考えてしまう。少しドキドキしている」とV争いに興奮の面持ち。南ア勢同士の優勝争いの行方は果たして…?
この2人を5打差で追いかけるのが2011年のマスターズチャンピオン、チャール・シュワーツェル(南ア)の他、ジョージ・コージー(南ア)、ジャコ・バンジル(南ア)といった面々。首位を並走する2人と同じく4バーディ、ノーボギーの4アンダー68をマークしたシュワーツェルだが、トップとの差を詰めることは出来なかった。
また、2010年の全米アマチュアゴルフ選手権チャンピオンでゴルフ用品メーカー大手アクシネット社の御曹司ピーター・ユーライン(米)が、最終ホールで今週3つ目となるイーグルを奪い通算13アンダーとし単独7位の好位置をキープした。