R.スターン首位堅守! L.ウェストウッドはダボが響いて後退
2013年2月2日(土)午前10:30
リチャード・スターン(南ア)が、欧州ツアー6勝目に向けて快調に飛ばしている。
欧州ツアー中東シリーズ第3戦、オメガ・ドバイ・デザート・クラシック第2ラウンド(現地時間1日/UAE、エミレーツGC)に単独首位で臨んだスターンは4バーディ、2ボギーでプレー。通算12アンダーまでスコアを伸ばし、トービヨン・オルセン(デンマーク)、トミー・フリートウッド(英)、スティーブン・ギャラハー(スコットランド)の3人に1打差ながら単独首位のまま決勝ラウンドを迎えることになった。
2009年の南アフリカオープンでツアー5勝目を飾った頃には、次世代を担う選手のひとりだったスターン。世界ランキングトップ30にも入っていたが、2年ほど前から深刻な腰痛に悩まされプレーすらままならないこともある中で現在の世界ランキングは165位。「プレーできない時はテレビでみんなのプレーを見ていた。特に南アフリカの選手が勝つところを。戻って来られてうれしい。チャンスをつかみたい」と力強く語り復活を誓っている。
世界ランクNo.8のリー・ウェストウッド(英)は、16番までに3つスコアを伸ばす快調なプレーを続けていたが、359ヤードパー4の17番で痛恨のダブルボギー。結局この日は1アンダー71にとどまり、通算6アンダーは首位に6打差の26位タイに後退した。
過去3度2位になっている大会とあって、「今年こそ」と必勝宣言をしているウェストウッド。週末はぜひ、実力者らしいプレーを見せたいところだ。
その他の主な選手はセルヒオ・ガルシア(スペイン)、ジーブ・ミルカ・シン(インド)が通算9アンダー8位タイ。マッテオ・マナセロ(伊)、ホセ・マリア・オラサバル(スペイン)が通算7アンダー20位タイとなっている。