松山、ダボに泣き34位タイに終わる
2014年3月10日(月)午前9:30
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松山英樹のサンデーチャージはならなかった。
現地時間9日に行われた世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズ第2戦、WGC-キャデラック選手権(フロリダ州ブルーモンスター at トランプナショナルドラル)最終ラウンド。世界ランキング上位のプレーヤーだけに出場を許された大会で松山は有終の美を飾ることは出来ず34位タイで終戦した。
難コース相手に3日目を終え21位タイにつけた松山はこの日3番パー4で2打目がバンカーにつかまりボギーが先行する苦しい立ち上がり。一刻も早くバーディが欲しい状況だったが7番パー4ではラフからラフを渡り歩きダブルボギー。9番パー3ではティーショットが池につかまりこの日2つ目のダブルボギーを叩いてしまう。
それでも松山は果敢にピンを狙い11番で7メートルのパットを捩じ込み初のバーディを奪うと、続く12番パー5でも絶妙のアプローチ(3打目)でピンそば1.2メートルに寄せて連続バーディ。さらに15番パー3でティーショットをピンそば2.5メートルに寄せバーディを奪取して盛り返す。しかし反撃もそこまで。最終ラウンドは2オーバー74とスコアを落とし通算6オーバーで、ジョーダン・スピース(米)、ジャスティン・ローズ(英)、金亨成(韓)らと並ぶ34位タイにとどまった。
優勝は23歳のパトリック・リード(米)。最終日をイーブンパー72にまとめ通算4アンダーで逃げ切り、WGCシリーズ史上最年少チャンピオンに輝いた。前日4位タイに浮上したタイガー・ウッズ(米)はチャージ不発で通算5オーバー25位タイに終わっている。