2日連続順延の欧州でM.ウォーレン暫定首位タイ浮上
2014年4月5日(土)午前9:45
欧州ツアーの新規大会は2日連続のサスペンデッドとなった。
同ツアーのNHコレクション・オープン(スペイン、ラ・レセルヴァ・デ・ソトグランデ・クラブ・デ・ゴルフ)は現地時間4日、豪雨のため進行が遅れサスペンデッドとなった第1ラウンドの続きと第2ラウンドの競技を行ったが、日没までに45人がホールアウト出来ず2日連続の順延となった。
そんな中、第1ラウンド終了時点で19位タイにつけていたマーク・ウォーレン(スコットランド)が、第2ラウンドに6バーディ、1ボギーの5アンダー67とスコアを伸ばし、通算5アンダーでデビッド・ホージー(英/15ホール終了)とともに暫定首位の座を分け合った。
1打差の暫定3位タイにブラッドリー・ドレッジ(ウェールズ/12ホール終了)、フェリペ・アギュラー(チリ)、エイドリアン・オタエギー(スペイン/15ホール終了)がつけ、通算2アンダー暫定単独6位にジョン・ハーン(米)。
前日暫定トップ発進を切った31歳の新人ジャック・ドハーティ(スコットランド)は、スコアを2つ落とし通算1アンダー暫定7位タイに後退。一方、前週モロッコ(ハッサンII世トロフィ)で優勝を飾り2週連続Vがかかる地元一番人気のアルハンドロ・カニサレスは、15ホール終了時点で通算6オーバーと推定カットラインに2打及ばず予選突破は絶望的な状況だ。
雨が止んでも風は強く、各選手ともスコアメイクに苦しむ展開。マスターズ(10?13日/ジョージア州オーガスタナショナルGC)を次週に控え世界ランキング上位勢がこぞって渡米しているためフィールドは薄く、誰もに優勝のチャンスがある。果たして最後に笑うのは誰だ?