米女子ツアーは今シーズンの日程をすべて終え各賞の受賞者が決定した。

　初の賞金女王に輝いたのはシーズン2勝ながら2位（タイ含む）に6回入るなど抜群の安定感を誇ったインビー・パーク（韓）。2位には最終戦のCMEグループ・タイトルホルダーズを制したチェ・ナヨン（韓）が入ったが、獲得賞金が200万ドル（約1億6,000万円）を超えたのはパーク（228万7,080ドル＝約1億8,600万円）ただひとりだった。

　同ランク3位にパークをかわしプレーヤー・オブ・ザ・イヤー（年間最優秀選手賞）に輝いたステイシー・ルイス（米）、4位にロレックスランキング（女子世界ランキング）1位のヤニ・ツェン。宮里藍は、133万4,977ドル（約1億1,000万円）を稼いで賞金ランキング5位に入った。

　新人賞は前評判の高かったレクシー・トンプソン（米）に500ポイント以上の差をつけたリュウ・ソヨン（韓）が獲得。昨年の全米女子オープンにノンメンバーで挑んで優勝しツアーカードを獲得したリュウは今季ルーキーとして本格参戦。ベスト10に16回入る活躍でレクシーを圧倒した。