その他
A.スコットがザ・プレジデンツカップの形式に苦言
2012年11月15日(木)午前11:35
世界ランクNo.5のアダム・スコット(豪)がザ・プレジデンツカップのあり方に疑問を投げかけた。
2年に1度の欧米決戦、ライダーカップの向こうを張って米国とインターナショナルチーム(欧州勢以外)が激突する同大会は1994年に始まり、来年で10回目を迎える。だが、過去9回のうち、インターナショナルチームが勝ったのは98年の1回だけ。南ア開催だった2003年は、全盛期だったタイガー・ウッズ(米)とアーニー・エルス(南ア)がプレーオフまでした挙句、引き分けに終わっているが、残り7回は米国チームに勝利をさらわれている。
スコットは過去5回、インターナショナルチームの一員としてプレーしており、その教訓を生かしてフォーマットを変えるべきだと主張しているのだ。「ライダーカップから学ぶべきことがあるはず。来年の大会はフォーマットを変えるチャンス。最終日を前に決着がつくほどの差がついてしまわないように」と話したスコット。帝王ジャック・ニクラウス(米)のコースで米男子ツアー、ザ・メモリアル・トーナメントの舞台でもあるミュアフィールド・ビレッジGC(現地時間2013年10月3?6日/米オハイオ州)で開催される来年の大会に向けて、早くも“場外”の戦いが激しさを増しているようだ。