3日連続で雷雨によるサスペンデッドとなった欧州、アジアン両ツアー共催のバークレイズ・シンガポール・オープン（シンガポール、セントーサGC ザ・タンジョン＆セラポン）に出場中だったジョン・デイリー（米）が現地時間10日、第2ラウンドの途中でトーナメントを棄権した。

　第1ラウンドは7オーバー78の大叩き。続く第2ラウンドも11ホールを消化しノーバーディの4オーバー。通算11アンダーまでスコアを落とし、予選カットラインの通算1オーバーとはかけ離れた数字を叩き出したところで「疲れた」とプレー続行を拒否。主催者推薦で出場している大会からの途中棄権を表明した。

　主催者によるとシンガポールを後にしたデイリーが向かったのは次週欧州ツアーのUBS香港オープン（現地時間15?18日／香港GC）が行われる香港。来季は欧米両ツアーを掛け持ちでプレーすると前向きに語っていたが、サスペンデッド続きの展開にほとほと嫌気がさしたようだ。