T.レーマンが逃げ切りVで逆転年間王者に!
2012年11月5日(月)午前10:12
シーズン最終戦でトム・レーマン(米)が圧勝を飾り、史上初の2年連続年間王者に輝いた。
賞金ランキングトップ30だけに出場が許される米チャンピオンズツアー最終戦、チャールズ・シュワブカップ選手権(アリゾナ州、デザートマウンテンC)は現地時間4日、最終ラウンドの競技を終了。前日『62』のビッグスコアで単独トップに浮上したレーマンはこの日も後続につけ入る隙を与えず、上がり5ホールで4バーディを奪う完璧なゴルフを披露。通算22アンダーまでスコアを伸ばし、単独2位に入ったジェイ・ハース(米)に6ストロークの大差をつけ有終の美を飾った。
成績をポイントに換算し年間王者を決定するチャールズ・シュワブカップ(米男子ツアーのフェデックスカップに当たる)は2001年に設定され、これまで2年連続で同タイトルを獲得した選手はいなかった。しかしレーマンが今回優勝したことで前週までトップだったベルンハルト・ランガー(独)を逆転。わずか435ポイント差で1位に躍り出て、同カップ11年の歴史で初めて2年連続年間王者に輝き、特別ボーナス100万ドル(約8,000万円)を獲得した。
同カップのポイントランキングでレーマンに逆転を許したランガーは最終日にノーボギーの5アンダー65をマークし通算11アンダーとしたが、前日の10位タイから単独6位に順位を上げるにとどまった。しかし賞金ランキングは1位の座を死守し、賞金王に輝いている。
その他、ディフェンディング・チャンピオンのジェイ・ドン・ブレイク(米)が通算14アンダーで単独3位。フレッド・カプルス(米)とフレッド・ファンク(米)の2人が通算13アンダーで4位タイに入っている。