3連覇のかかる松山ら日本勢5人が出場
2012年11月1日(木)午後0:17
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松山英樹が3年連続のマスターズ出場をかけて3連覇に挑む。
優勝者には翌年のマスターズ出場権が与えられる第4回アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権が現地時間1日、タイのアマタスプリングCCで開幕する。2年連続で優勝している松山、日本ジュニア優勝で日本アマでも4位となった小西健太の2人は優勝候補の一角を担っている。
日本の霞ヶ関カンツリー倶楽部が舞台だった第2回大会で優勝した松山は、2011年マスターズで見事ローアマを獲得。日本人として始めて表彰式に出席し、世界中の注目を集めた。昨年の第3回大会では大会連覇を果たし、2年連続でオーガスタの地に立っている。その間には、国内男子ツアーの中でも世界の強豪も出場する三井住友VISA太平洋マスターズを制覇。アマチュアとして史上3人目のツアー優勝を飾るなど実力を増している。
それだけに3連覇のかかる今年は気合十分で「過去2回この大会では勝っているので、3回目の今年も優勝するためにベストを尽くします。でも(日本の)チームメイトたちも、ベストを尽くせればチャンスがあると思う。この大会に大きな意味を見出していますから」とコメント。自分だけでなく、加藤龍太郎、堀川未来夢、佐藤太平の初出場組3人を含めた日本勢の活躍を予告した。
アジアパシフィックゴルフ連盟(APGC)が主催、ロイヤル&エイシェント・ゴルフクラブ・オブ・セントアンドリュース(R&A)とマスターズ委員会が共催して世界のゴルフ普及のために立ち上げた今大会は、優勝者が夢舞台オーガスタに立てるだけでなく、2位までに入れば全英オープン最終予選会の出場資格も与えられる。それだけに出場選手全員がここに照準を合わせてきており、一瞬たりとも気を抜くことは出来ない。目指すはオーガスタナショナルGC。これを合言葉に激戦の72ホールとなるのは間違いない。