D.フロスト、B.ランガーをプレーオフで破り逆転V!
2012年10月29日(月)午前10:00
前日までトーナメントをリードしたマーク・カルカベッキア(米)がスコアを落とし、代わりにこの日ノーボギーの6アンダー66をマークしたベルンハルト・ランガー(独)とデビッド・フロスト(南ア)が通算8アンダーで並び、決着は2人によるプレーオフにもつれ込んだ。
フルフィールドでは米チャンピオンズツアー今季最終戦となるAT&T選手権(テキサス州、TPCサンアントニオ)は現地時間28日、最終ラウンドの競技を終了。カルカベッキアをはじめとした上位陣が予想外の総崩れをしたことで、前日5位タイにつけていたランガーとフロストが首位に並びプレーオフを戦った。
18番で行われたサドンデス1ホール目をともにパーで分け合い迎えた2ホール目。パーオンを逃しラフにつかまったランガーに対しフロストはしっかりバーディチャンスを沈め賞金王の本命を撃破。6打差を引っくり返しシーズン2勝目を挙げ、賞金ランクは前週の15位から7位に浮上した。
カルカベッキアは最初の11ホールで4つのボギーを叩き2オーバー74止まり。通算6アンダー単独3位に終わり、通算5アンダー単独4位にこの日5アンダー67をマークしたトミー・アーマーIII(米)が入った。
次週は賞金ランク上位30名のみに出場が許されるツアー最終戦チャールズ・シュワブカップ選手権(11月1?4日/アリゾナ州、デザートマウンテンC)が行われる。プレーオフに敗れたものの賞金王&チャールズ・シュワブカップの両賞レースでは依然としてランガーが首位を走っており、ダブルタイトルに王手をかけている。