前週韓国で今季初優勝を挙げたスーザン・ピーターセン（ノルウェー）が、台湾でコースレコードタイをマーク。トップタイに躍り出た。

　現地時間26日、米女子ツアーのアジアシリーズ第3戦、サンライズLPGA台湾選手権（台湾、サンライズG＆CC）第2ラウンドの競技が終了。ノーボギーの7アンダー65をマークしたピーターセンが通算10アンダーとし、初日のトーナメントリーダー、インビー・パーク（韓）と並び首位タイに浮上した。

　2打差の3位タイに地元で連覇を狙うヤニ・ツェン（台）と、前週ピーターセンとプレーオフを戦い惜敗を喫したカトリオーナ・マシュー（スコットランド）の2人。さらに通算6アンダー単独5位にアリソン・ウォルシュ（米）、通算5アンダー6位タイにアザハラ・ムニョス（スペイン）、クリスティー・カー（米）らが続く展開。

「最初は安全運転でしたがバック9ではエンジン全開。アグレッシブに攻めました。最近はゴルフをするのが楽しくて仕方ありません。1日終えると次の日にティーグランドに立つのが待ち遠しいくらいなんです」と、目下ノリに乗っているピーターセン。2007年に2試合連続優勝の経験があるだけに今週も2週連続Vに期待がかかる。「ゴルフでは今日良くても明日はまったく別の風が吹く」と気を引き締めながら、狙うは相性の良いアジアでの2連勝だ。

　一方、アジアシリーズ参戦は今週が最後になる宮里藍も尻上がりに調子を上げている。この日は3バーディ、ノーボギーの3アンダー69をマークし、通算4アンダーで初日の15位タイから9位タイに順位を上げた。首位の2人とは6打差あるが、残り2日あれば十分追いつける。前週、初日に好スタートを切りながら結局20位タイに甘んじ悔しい思いをしているだけに、それをバネに今週こそ7月のウォルマートNWアーカンソー選手権以来のシーズン3勝目を目指したい。