米男子ツアーで2年ぶりの優勝を飾ったアダム・スコット（豪）が、世界ランキング36位に浮上した。一時は同ランク3位にまで上り詰めながら、ケガなどで転落していたスコットだが、先週同ツアーのバレロ・テキサス・オープンで最終日36ホールの長丁場で猛チャージ。復活優勝を果たし、米国時間17日発表の最新ランキングで7つ順位を上げた。

　1位タイガー・ウッズ（米）、2位フィル・ミケルソン（米）の上位2人に変動はないが、故障で戦線を離脱しているスティーブ・ストリッカー（米）が3位から4位に転落。代わりにリー・ウェストウッド（英）が3位となっている。

　また、先週欧州ツアー3勝目を飾ったピーター・ハンソン（スウェーデン）が45位に返り咲き、翌週までトップ50に居続けられれば、全米オープンの出場権を手にすることができる。

　日本ツアー最初の公式戦である日本プロゴルフ選手権 日清カップヌードル杯で優勝し、3年ぶりに勝利の美酒を味わった谷口徹は、140位から85位に大きくジャンプアップ。日本勢最高位の石川遼は、前週より1ランクダウンの41位。池田勇太も同様に1つ順位を落として42位となった。