ローリー・マキロイ（北アイルランド） vs. ジャスティン・ローズ（英）の欧州ツアー賞金王争いが激しさを増している。

　舞台を上海に移して行われている欧州ツアー、BMWマスターズ第1ラウンド（現地時間25日／中国、レイク・マラレンGC）は、10アンダー62でプレーしたジェイミー・ドナルドソン（ウェールズ）が単独首位に立ったが、賞金ランク首位のマキロイも5打差ながら4位タイと優勝が狙える位置をしっかりキープ。同ランキング2位のローズも4アンダー68で回って7位タイと、マキロイに離されることなくしっかり週末に楽しみを残している。

　また、ライダーカップでは米国相手に劇的な逆転劇を演じた欧州チーム主将のホセ・マリア・オラサバル（スペイン）がマキロイと同じ4位タイにつけ、久々の好プレーを披露。首位と4打差の2位タイにはフランセスコ・モリナリ（伊）、ピーター・ハンソン（スウェーデン）がつけ、マーティン・カイマー（独）もローズと並ぶ7位タイにいるなど、欧米決戦の英雄たちも優勝を狙える位置を確保している。

　また、ローズらと共に7位タイにつけるデビッド・ホージー（英）は現在賞金ランク146位。60位までしか出場できない今季ツアー最終戦のDPワールドツアー選手権 ドバイ（現地時間11月22?25日／UAE、フメイラー・ゴルフ・エステイツ）出場をかけて必死のプレーを強いられる。

　その他の主な選手は、世界ランクNo.3のルーク・ドナルド（英）、同ランクNo.4のリー・ウェストウッド（英）が2アンダー70の22位タイで初日を終えている。