米女子ツアーのアジアシリーズ第2戦、LPGAハナバンク選手権は現地時間20日、韓国のスカイ72GCオーシャンCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。今大会唯一の日本人出場選手であり、3位タイで2日目を迎えた宮里藍は、2バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの3オーバー75とスコアを落とし、首位と10打差の通算3アンダー16位タイに順位を下げた。

　首位と3打差の3位タイという好位置で初日を終えていた藍。2日目も1番でいきなりバーディを奪って幸先のいいスタートを切ったが、6番で痛恨のダブルボギーを叩くと、8番、10番もボギーとリズムに乗れない。14番で1番以来となるバーディを奪ったものの、最終18番で再びボギー。終わってみればスコアを3つ落として首位との差はさらに広がったため、逆転優勝は非常に厳しい状況となった。

　上位陣では、初日トーナメントレコードの9アンダー63をマークしたスーザン・ピーターセン（ノルウェー）が、5バーディ、1ボギーの4アンダー68とこの日もスコアを伸ばし、通算13アンダーとして単独首位を独走。首位から5打差の通算8アンダー単独2位にリュウ・ソヨン（韓）、6打差の通算7アンダー3位タイにディフェンディング・チャンピオンのヤニ・ツェン（台）のほか、サンドラ・ガル（独）、朴セリ（韓）の3人が名を連ねている。

　また、注目の17歳の2人も健闘中。通算6アンダー6位タイにはレクシー・トンプソン（米）、今季日本ツアーで優勝したキム・ヒョージュ（韓）は通算3アンダー16位タイにつけている。