先週行われたエビアン・マスターズで米ツアー初優勝を飾った宮里藍が、米国時間27日発表の最新ロレックスランキング（女子世界ランキング）でジャンプアップした。

　マイペースでプレーを続けていたツアー4年目の宮里（藍）だが、日本国内で結果を出している横峯さくらや不動裕理に同ランキングで先行されており、レベルの高い米女子ツアーで苦戦が続く現実を思い知らされていた。だが、勝てば一気にポイントが加算されるのがレベルの高いツアーの証。14ランクアップを演じたことで、日本人最高の13位となった。

　なお、1位ロレーナ・オチョア（メキシコ）、2位ヤニ・ツェン（台）の上位2人は変わらないが、同大会で3位タイに食い込んだクリスティー・カー（米）が、前週までの4位から3位へ浮上し、代わりに申智愛（韓）が4位へ転落した。他の日本勢は、横峯が1ランクダウンして22位、不動が2ランクダウンして24位、上田桃子は37位。宮里美香は63位、大山志保も65位でいずれも前週までと変わらない。また、海外ツアー初参戦で8位タイに入った三塚優子は、3ランクアップの41位。

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