藤田ら3人が首位並走! 池田は55位タイで予選突破
2012年10月19日(金)午後4:40
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国内男子ツアー、ブリヂストンオープンゴルフトーナメントは19日、千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。この日1つスコアを落とし通算6アンダーとした前日単独トップの藤田寛之に宮里優作、すし石垣が並び、3人が首位をわける展開となった。1打差の4位タイにはディフェンディング・チャンピオンの谷口徹らがつけ、前日大きく出遅れた池田勇太は通算3オーバー55位タイで予選突破を果たした。
この日単独首位でスタートした藤田は、出だしの1番をボギーとしていきなり躓くと、7番でもボギーを叩き2オーバーで折り返す。後半に入っても10番をボギーとし、さらに失速するかと思われたが、さすがは現在賞金ランキング首位。ここからすぐに立て直して3バーディ(1ボギー)を奪い1オーバー72にスコアをまとめ、通算6アンダーで首位の座をキープした。
その藤田に追い付いたのがすし石垣と宮里。すし石垣は3バーディ、ノーボギーの3アンダー68で回って通算6アンダー。宮里は6バーディ、1ボギーでラウンドし、この日のベストスコア5アンダー66をマークしてリーダーボードの最上段を射止めた。
また、初日98位タイと大きく出遅れた池田は粘りのゴルフで予選通過を決めた。前半は4バーディ、3ボギーと出入りの激しいゴルフながら1つスコアを伸ばすと、後半は3バーディ、ノーボギーの会心のプレーを披露して4アンダー67。通算3オーバーまで巻き返し、カットラインぎりぎりの55位タイで予選通過を決めた。
その他上位陣は、首位と2打差の7位タイにルーキーの藤本佳則、ドンファン(韓)、プラヤド・マークセン(タイ)の3人、通算3アンダー10位タイに宮里聖志、S・K・ホ(韓)ら。通算2アンダー13位タイに前週優勝の久保谷健一、片山晋呉、谷原秀人らがつけている。
一方で、平塚哲二、金庚泰(韓)らの実力者がカットラインに1打及ばず、通算4オーバー62位タイで予選落ち。ツアー5勝を挙げている小田孔明も通算7オーバー83位タイで決勝ラウンド進出を逃している。