日本シニア賞金王に向けて3勝目を狙う尾崎直道!
2012年10月3日(水)午後0:02
尾崎直道が、フル参戦1年目で日本シニアツアーの賞金王獲得に向けて突っ走っている。
昨季まで米チャンピオンズツアーで踏ん張ってきた尾崎だが、今季はシード権を逃したことから帰国して日本でのプレーに専念。レギュラーツアーにも出場しながらの参戦となるが、開幕戦のスターツシニアゴルフトーナメントで優勝を飾ると、コマツオープン2012で2勝目。年間試合数がわずかに8つの同ツアーが5試合終わった現時点で2,776万4,750円を稼ぎ、2位の高見和宏に約800万円差をつけて首位を快走している。
だが、試合数が少ないだけに1試合ずつの結果が確実にものを言う。特に4日に開幕する日本プロゴルフシニア選手権大会(兵庫県、東条の森カントリークラブ 東条コース=賞金総額5,000万円)、さらに3週間後の日本シニアオープンゴルフ選手権競技(25?28日/愛知県、東名古屋カントリークラブ・西コース=賞金総額8,000万円)、最終戦富士フイルムシニアチャンピオンシップ(11月1?3日/千葉県、ザ・カントリークラブ・ジャパン=賞金総額7,000万円)の最後の3試合に勝負がかかっているだけに、油断できないのが現状とあって尾崎の気力、体力がどこまで続くのか。米国仕込みの技とともに注目したい。
もちろん米チャンピオンズツアー9勝で70歳を迎えた今も元気いっぱいの青木功や中嶋常幸、倉本昌弘、尾崎の次兄、健夫、室田淳、加瀬秀樹ら実力者たちも勢ぞろい。一部ではレギュラーツアーより面白いと言われるプレーを繰り広げる。