今季のメジャー第2戦、ウェグマンズLPGA選手権に続き、日本女子最高峰タイトルも手にしたシャンシャン・フェン（中）が、米国時間1日発表の最新ロレックスランキング（女子世界ランキング）でランキング3位に浮上した。

　台風の影響もあり難易度を増した横浜カントリークラブ 西コース（神奈川県）が舞台の日本女子オープンゴルフ選手権競技で、ただ一人4日間72ホールをイーブンパーでプレーして優勝したフェンは、最新ランキングで4位から3位へとジワリと上昇。これに伴い、同大会16位タイに終わった全米女子オープンチャンピオンのチェ・ナヨン（韓）が、3位から4位に後退した。

　ヤニ・ツェン（台）は、同大会55位タイと期待はずれに終わったがランク1位の座は譲らず、2位のステイシー・ルイス（米）にも変動はない。フェンに1打差単独2位で日本女子オープンゴルフ選手権競技を終えたインビー・パーク（韓）が、7位から6位にランクアップし、最終日のチャージが期待されながら同大会11位タイに終わった宮里藍は、6位から7位にランクダウンした。

　その他の主な日本勢は、宮里美香が9位、有村智恵が18位のまま。他に目立った動きは、日本女子オープンゴルフ選手権競技5位タイと健闘した北田瑠衣が8ランクアップして89位となり、8位タイに入った飯島茜が6ランクアップして102位となった。

　また、フェンと並ぶ首位タイで日本女子オープンゴルフ選手権競技最終日を迎えながら80の大叩きを演じて24位タイに終わった木戸愛も、126位から124位へと順位を上げている。