ルーキー川村が首位タイ浮上! 池田20位タイ、石川30位タイ
2012年9月28日(金)午後5:32
国内男子ツアー、コカ・コーラ東海クラシックは28日、愛知県の三好カントリー倶楽部 西コースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。ルーキーの川村昌弘が後半に4連続バーディを奪うなど2アンダー70で回り、この日4つスコアを伸ばした朴銀信(韓)と共に通算4アンダーで首位タイに立った。ツアー10勝目を狙う池田勇太は通算2オーバー20位タイ、2010年以来の優勝を目指す石川遼は通算3オーバー30位タイで決勝ラウンドに進出している。
ルーキーながら今季4回トップ10入りしている川村は現在、堂々の賞金ランク18位。好調をキープする19歳は5位タイからスタートしたこの日、前半こそボギーを2つ重ね2オーバーで回ったが、後半に入ると一転、別人のゴルフを披露した。出だし10番でバーディを奪うと、12番から圧巻の4連続バーディ。最終18番でボギーを叩き、単独トップとはならなかったが通算4アンダーとし、後続に1打差ながら首位タイで決勝ラウンドを迎えることとなった。
国内ツアー節目の10勝目を狙う池田は前半を1バーディ、2ボギーの1オーバーで折り返すと、後半は3バーディ、3ボギーと出入りの激しいゴルフ。この日アンダーパーで回ったのが10人以下と各選手スコアメイクに苦しむ中、1オーバー73にスコアをまとめ、首位と6打差の20位タイとまだまだ逆転優勝可能な位置につけている。
池田と同じく35位タイからスタートした石川は前半後半ともに、2バーディ、3ボギーと1つずつスコアを落とし2オーバー74のラウンド。7オーバー79と大乱調だった初日のトーナメントリーダー高山忠洋、谷原秀人らと並び通算3オーバー30位タイで予選ラウンドを終えた。
その他上位陣は、首位と1打差の単独3位に今季1勝の金亨成(韓)、さらに1打差の4位タイに金庚泰(韓)、宮本勝昌ら。通算1アンダー8位タイに片山晋呉、小田孔明、近藤共弘らがつけ、通算イーブンパー13位タイに藤田寛之、谷口徹らベテラン勢が名を連ねている。前週優勝の小林正則は池田と並ぶ通算2オーバー20位タイで予選突破を果たしている。