米女子ツアー、今季メジャー最終戦となった全英リコー女子オープンを圧勝で制した申智愛（韓）が、米国時間17日発表の最新ロレックスランキング（女子世界ランキング）で10位から4位へと躍進した。

　先々週のキングスミル選手権で2年ぶりの復活優勝を飾り、翌週に行われた今季最後のメジャーで圧倒的な強さを見せた申。かつて世界の舞台へ羽ばたくきっかけとなった大会で完全復活を果たし、再びNo.1の座を狙っている。

　ヤニ・ツェン（台）のNo.1の座は揺るがないが、チェ・ナヨン（韓）が3位から2位に浮上。代わってステイシー・ルイス（米）が2位から3位に後退した。

　日本勢では宮里藍が1ランクダウンの6位となり、全英で単独4位に入った宮里美香は11位から10位にランクアップ。有村智恵も1つ順位を上げて19位となっている。

　また、国内女子ツアーのマンシングウェアレディース東海クラシックで、プロ11年目のツアー初優勝を飾った永井奈都が68人を抜いて169位へと躍進した。