名誉をかけた米国と世界選抜（欧州除く）の戦い、ザ・プレジデンツカップ（現地時間11月17日?20日／オーストラリア、ロイヤル・メルボルンGC）の両チームメンバーが正式に決定した。

　すでに成績によって決まっていた両チーム10人ずつに加え、米国のフレッド・カプルス、世界選抜のグレッグ・ノーマン（豪）両主将の推薦選手2人ずつが発表されたのだ。

　米国は、カプルスがすでに公言していたように、メジャー14勝のタイガー・ウッズとビル・ハース。タイガー以外の枠は激戦だったはずだが、ハースはプレーオフ最終戦のザ・ツアー選手権で優勝してフェデックスカップ年間王者となリ、力ずくで名誉ある戦士の座を勝ち取った。父で、米チャンピオンズツアーで活躍中のジェイが副主将を務めることもあり、ハースにとっては二重にうれしい知らせとなった。

　一方の世界選抜は、ロバート・アレンビーとアーロン・バデリーの地元オーストラリア勢を選出。特にアレンビーに関しては豪州ツアーでの活躍もあるため「（成績により）自動的に選ばれたのと一緒だよ」と、ノーマンはコメントしている。

　日本勢はランク10位で選ばれた石川遼がただひとり世界選抜の一員として出場。世界のビッグネームに混じっての戦いに挑む。