ライダーカップ（現地時間28?30日／米イリノイ州、メダイナCC）を前に、母国のナショナルオープン制覇を狙うフランセスコ・モリナリ（伊）が宣言どおり好スタートを切った。

　欧州ツアー、BMWイタリア・オープン第1ラウンド（現地時間13日／イタリア、ロイヤルパーク1世ロベリ）は、8アンダー64をマークしたジョエル・ショーホルム（スウェーデン）が単独首位に立ち、リー・スラッテリー（英）が1打差の単独2位で追走。デビッド・ハウエル（英）ら7人がさらに1打差で追う展開となっている。

　そんな中、母国での勝利を2週間後の欧米決戦への勢いにつなげたいモリナリは、4アンダー68でプレー。20位タイながら首位とは4打差と優勝が狙える位置につけた。

　単独トップのショーホルムは、2週連続予選落ちの後の好発進に「いいゴルフをしていたのに予選落ちした2週間のリベンジを果たしたい」とキッパリ言い切っており、好調さをスコアにつなげた。

　他の主な選手は、マッテオ・マナセロ（伊）が3アンダー69で32位タイ、ライダーカップ欧州チーム主将のホセ・マリア・オラサバル（スペイン）、モリナリ兄弟の兄エドアルド・モリナリ（伊）、マーティン・カイマー（独）らが2アンダー70で47位タイ発進となっている。