元世界ランキングNo.1のタイガー・ウッズ（米）がついにNo.2まで戻ってきた。

　米男子ツアーのプレーオフシリーズで、第2戦に続き第3戦のBMW選手権も優勝したローリー・マキロイ（北アイルランド）には屈したものの、4位タイに入ったタイガーが米国時間10日発表の最新世界ランキングで前週までの3位から2位にランクアップ。“定位置”だったNo.1を狙えるところまで盛り返してきた。

　実力者たちを相手に圧倒的な強さを見せたマキロイのNo.1の座は揺るがず、タイガーの浮上に伴い、ルーク・ドナルド（英）が2位から3位に後退している。

　また同大会2位タイのフィル・ミケルソン（米）が22位から15位に、タイガーと並ぶ4位タイに入ったロバート・ギャリガス（米）は54位から42位に、6位タイの2人はアダム・スコット（豪）が6位から5位に、ダスティン・ジョンソン（米）が14位から12位へとそれぞれランクアップしている。また、ミケルソンと同じく2位タイのリー・ウェストウッドは4位のまま変動はなかった。

　欧州ツアー、KLMオープン優勝のピーター・ハンソン（スウェーデン）が34位から23位に、同大会2位タイの2人は、リッチー・ラムゼイ（スコットランド）が68位から60位に、パブロ・ララサバル（スペイン）が96位から75位にそれぞれ浮上している。

　日本勢は、藤田寛之が77位から78位に、石川遼が83位から85位に後退。国内男子ツアーのTOSHIN GOLF TOURNAMENT IN 涼仙でプレーオフ負けした池田勇太は137位から133位にジワリと順位を上げている。