先日、史上最年少の15歳4か月2日で米女子ツアー優勝を飾ったリディア・コ（ニュージーランド）が、米国時間27日発表の最新ロレックスランキング（女子世界ランキング）で140人抜きを演じて見せた。

　シーズン序盤の豪州女子ツアーのニューサウスウェールズ・オープンでプロツアー世界最年少V記録（14歳9か月5日）を更新し、米ツアーでは開幕戦のISPSハンダ・オーストラリアン女子オープン19位タイ、全米女子オープン39位タイと実力を示していたリディア・コの大会前のランキングは185位。だが、先週のCNカナディアン女子オープンで3打差の圧勝を飾り、一気に45位へと躍進した。

　同大会単独2位のインビー・パーク（韓）が11位から9位にランクアップ。3位タイの3人もチェ・ナヨン（韓）が4位から3位、申智愛（韓）が15位から12位、シェラ・チョイ（韓）が45位から36位にそれぞれ順位を上げた。

　1位ヤニ・ツェン（台）、2位ステイシー・ルイス（米）は変動がなかったが、チェが3位に浮上したため、シャンシャン・フェン（中）が4位に後退した。

　また、国内女子ツアー、ニトリレディスゴルフトーナメント優勝のアン・ソンジュ（韓）が9位から8位へとランクアップし、同大会単独2位の全美貞（韓）が1つ順位を上げて22位になった。

　その他主な日本勢は、宮里藍が5位で変わらず、宮里美香は1つランクダウンして11位。有村智恵も20位のままとなっている。