藤本、3位タイ後退… 首位はK.バーンズ! 池田&石川は予選落ち
2012年8月24日(金)午後6:58
国内男子ツアー、VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメントは24日、福岡県の芥屋ゴルフ倶楽部を舞台にサスペンデッドとなった第1ラウンドの続きと第2ラウンドの競技を終了。第1ラウンド終了時に単独首位に立っていたルーキーの藤本佳則がスコアを伸ばしきれず3位タイに後退する中、この日8アンダー64をマークし通算13アンダーまでスコアを伸ばしたカート・バーンズ(豪)が単独トップに躍り出た。第1ラウンドで大きく出遅れた石川遼は4つスコアを伸ばすも今季2度目の予選落ちを喫した。
前日ノーボギーの9アンダー63で第1ラウンドを終えた藤本だったが、この日は出だし2ホール連続でボギーを叩きいきなり躓く。その後パープレーが続くも、8番、9番の連続バーディでイーブンパーに戻してハーフターン。後半は13番でイーグルを奪って2オーバー70で回り通算11アンダーとしたが、上位の選手がスコアを大きく伸ばしたため単独トップから後退した。
そんな中、単独首位に浮上したのは昨年ツアー初優勝を飾ったバーンズ。前半に1イーグル、2バーディを奪って快調にスコアを伸ばすと、後半には3連続を含む5バーディ(1ボギー)を量産してリーダーボードの最上段を射止めた。
第1ラウンドで87位タイと出遅れた2009年大会覇者の池田勇太は、8バーディ、5ボギーと出入りの激しいゴルフを展開しながらも3つスコアを伸ばし、通算3アンダー66位タイに浮上。それでもカットラインに1打及ばず惜しくも予選突破を逃した。
池田と同じく第1ラウンドで大きく出遅れた石川はこの日、ノーボギーの4アンダー68と前日とは別人のプレーを披露。しかし、121位タイからの巻き返しは厳しく通算2アンダー74位タイでカットラインに2打差届かず決勝ラウンド進出を逃している。
その他上位陣は、首位に1打差の単独2位に貞方章男、2打差の3位タイに藤本と金亨成(韓)の2人。通算10アンダー5位タイに松村道央、河井博大、通算9アンダー7位タイに藤田寛之、ジェイ・チョイ(米)、塚田陽亮の3人がつけた。