セルヒオ・ガルシア（スペイン）が、米国時間20日発表の最新世界ランキングで12人を抜き去った。

　悪天候により決着が月曜日まで持ち越された米男子ツアー、レギュラーシーズン最終戦のウィンダム選手権で4年ぶりの優勝を飾ったガルシア。世界ランクでも先週までの29位から17位に躍進し、“神の子”と呼ばれたポストタイガー世代の旗手がようやく息を吹き返した。

　1位ローリー・マキロイ（北アイルランド）、2位ルーク・ドナルド（英）、3位タイガー・ウッズ（米）、4位リー・ウェストウッド（英）、5位ウェブ・シンプソン（米）の上位陣に変動はない。

　また、国内男子ツアーの関西オープンゴルフ選手権競技で今季優勝を飾った武藤俊憲が、146位から112位に浮上。同大会で単独4位に入った池田勇太は、165位から154位へと順位を上げている。

　その他の主な日本勢は、ウィンダム選手権で予選落ちを喫し今季の米ツアーでの戦いを終えた石川遼が70位から71位に後退。藤田寛之は80位をキープし、谷口徹は92位から95位へとランクダウンしている。